RUN as ONE – Tokyo Marathonプログラムをご存じでしょうか?
知ってるよという方は、かなりマニアックなランナーな方だと思います。
‛23年9月末、一通の封書が私宛に届きました。
送り主は、地元マラソン大会の事務局だったので、例年参加しているマラソン大会のチラシかなと開けてみたところ、「○○○○様を東京マラソンへ推薦致します。・・・(゚д゚)!ポカーン」
毎年、地元のマラソン大会にエントリーはすれど、にわかランナーの私レベルで東京マラソンへのエントリーは恐れ多く、全く考えてもおらず、推薦されるほどのレベルでもない。新手の詐欺?
恐るおそる文書に記載されていた問い合わせ先に連絡し確認してみると、間違いなく地元マラソン大会の事務局であり、丁寧に説明してくださいました。
東京マラソンにはRUN as ONE – Tokyo Marathonプログラムといものがあり、日本陸上競技連盟公認大会以外の国内大会とも広く提携し、各大会から選出された一般ランナーにも参加の機会を提供されいます。
は、はい。そうなんですね・・・
当大会事務局としても、東京マラソンにエントリー出来る枠を頂いており、厳選なる抽選の結果、○○さまが当選致しました。
と、当選?ですか。
はい。抽選は、2023年度地元マラソン大会の完走者でかつ、地元在住者であること。この中から3名を抽選しました。
へ~ありがとうございます。そうなんもあるんですね~。で、それに当たったと。何人の中から抽選されたんですか?
抽選は2,200名です。
ににに!2,200名?その内の3人?ざ~と電卓で計算しみてる・・・
ななな!733倍!
エントリー枠のみがお約束できることであり、エントリー費用、交通費、宿泊費等は全て実費となりますが、ご興味があれば検討しみてください。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
狙って当たるものではないですし、しかし全て自費。
なかなかの出費になるが、こんなラッキー賞逃がすわけないって事で、即、エントリーしますと回答しました。
RUN as ONE – Tokyo Marathonプログラム 公式ホームページ
前置きがかなり長くなってしまいましたが、RUN as ONE – Tokyo Marathonプログラムについて調べてみました。既にご存じの方は、「ラッキー当たったー」と大喜びだったかと思いますが、全く無知だった私は詐欺かもと疑う始末。
罪滅ぼしではありませんが、こんなに素晴らしい試みなので、微力ではありますが、周知させて頂きます。
RUN as ONE -Tokyo Marathonプログラムとは
公式ホームページ記載内容を要約します。
- 東京マラソン2015から始まり、全国のマラソン大会と協力して、マラソンムーブメントを全国的に促進している。
- 東京マラソンに参加するランナーに世界トップのレースを経験させ、国内競技力の向上とマラソンファンの拡大を目指している。
- 日本陸上競技連盟公認大会以外の国内大会と提携し、一般ランナーにも参加の機会を提供している。
- 学生マラソンの競技力向上と将来の日本陸上界を支える競技者の発掘を目指し、学生競技者向けにも準エリート(学生)の枠を設け、世界レベルの体験の場を提供している。
- ネーミングには、マラソンムーブメントの盛り上がりを促進し、全国のランナー、大会関係者、観衆が結束する願いが込められている。
エントリー枠について
準エリート
国内・海外・学生の3つの枠があります。
それぞれに参加条件があり、対象期間内の大会において基準タイムを満たしている必要があります。
国内 | 海外 | 学生 | |
基準タイム | マラソン 男子 2時間32分00秒以内 女子 3時間19分00秒以内 ハーフマラソン 男子 1時間05分00秒以内 女子 1時間20分00秒以内 | マラソン 男子 2時間32分00秒以内 女子 3時間19分00秒以内 | ハーフマラソン 男子 1時間05分00秒以内 女子 1時間20分00秒以内 |
記録対象期間 | 2021年7月~2023年6月 | 2021年7月~2023年6月 | 在学中の記録を対象とする。 |
定員 | 200名(男女各100名) | 50名(男女各25名) | 30名(男女計30名) |
招待選手以外のトップランナーの皆さんは、ここの枠を狙っている方が多いようです。
定員を超えた場合は記録の上位者から選抜され、選出されなかったランナーは一般抽選へ振り替えのようなので、ここにも熾烈な戦いがありました。
一般枠
一般枠 | |
参加方法 | 提携大会による推薦 |
参加条件 | 大会主催者による抽選 |
基準タイム | なし |
記録対象期間 | 2022年11月~2023年10月 |
定員 | 300名 |
私の場合はこの一般枠の「提携大会による推薦」によって当選したことになるようです。
この一般枠の定員は300名なので、私と同じようにラッキーな方が、あと299名もいらっしゃるんですね~。
まとめ
RUN as ONE – Tokyo Marathonプログラムについて、調査しました。
全くの初耳の東京マラソンのプログラムではありましたが、地方の一般ランナーの私にとっては、まさに、棚から牡丹餅。
非常にありがたい試みです。
また、トップランナーの皆さんも、基準タイムでの上位を目標に練習している方も多いようです。
私自身は、東京マラソンというビックイベントの規模感に圧倒されると思いますが、観光気分で東京のど真ん中を走れることを、楽しみにしています。
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